紀行と奇行の寄稿

どこか行ったり、誰かと会ったら更新していきます。ぼくの紀行録やだれか奇行してる人を記録しては記事を書いていきます。

モンゴル雑記 モンゴル飯

モンゴルで食べたものをぼちぼち載せていこうかと思います。ちなみに、ぼくが行った時期は夏の終わりころの8月末~9月頭の1週間程度。その時期ですと、遊牧民の方々はヤギや馬の乳を飲んだり、チーズを食べて生活をしているそうです。

肉饅頭(ボーズというらしい)のセット

モンゴルについて初めて食べた料理。肉まんと水餃子…かな。

おそらく、今回行った中でもポピュラーな料理。肉まんを想像してもらえると分かりやすいと思う。その肉まんの皮を1.5倍くらい厚くして、肉もそれくらい多くしたもの。そう、スゴイ肉汁が出てきて、肉が旨い料理なのだ!

ただ、初日に食べただけにヤギやヒツジのような獣臭さに苦戦していた。例えるとヤギ触ってそのまま口に入れた臭いがします。ただ、慣れてくるとそう感じませんが。

このように、料理の割合に関して小麦と肉の割合がほぼ同じくらいの割合になることが多かったかな。肉大好きな方、ぜひモンゴルへ。

肉うどん

小麦料理といえば饅頭や餃子のようなものが料理やで出ていたが、これもぼちぼち出ていた。家庭料理の中で人気なのか、はたまた日本人向けだったのかは定かではない。

料理自体は簡単なモノで、水を沸かして野菜と肉とうどんを投入して完成。シンプルなものだが、うどんがモンゴルで食べられるとは思っていなかっただけに、懐かしさも相まって美味しかった。

そういえば、麺をよく見るととても短い。10㎝いかないんじゃないかってくらいの長さ。日本や中国などの東アジアでは麺をすすって食べているが、モンゴルの方はすすって食べないのかな?と疑問が浮かんだが、分からない…知っている方がいればご協力ください。

モンゴル🇲🇳見聞録 初海外の印象

2016年、8/29〜9/5までモンゴルへ行っていました。

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これが僕の初めての海外、憧れの海外であったから、見るもの、食べるもの、触れるもの、聞くものあらゆるものが新鮮で、未知で、面白く感じられました。特に思い出深かったものは、モンゴルらしい住居「ゲル」やそこに住む「遊牧民」の方々のこと。

ゲルの中は思いの外、家電があったりして少しずつ現代的な生活へ変わっていっているように思えました。一方で、彼らは写真や賞状、異国の置物といった思い出深いものを大切にしているようであり、遊牧民は思い出と旅する民族であるように思えました。

僕がモンゴルで面白いと思ったモノは3つあります。

 

1つは遊牧民の方が仰った言葉についてです。それは、「調味料は毒である」という事です。僕が知る限り、モンゴルで塩以外の調味料を使っているところをあまり見かけませんでした。コショウや砂糖を使うところをあまり見ませんでした。料理の味は薄めであり、言葉通り素材の味のするものばかり食べていました。そのため、ヤギやヒツジは独特なニオイがするし、ヨーグルトは酸味が効いていて日本のように食べやすいものではなかったです。

 

しかし、調味料を使って食べやすいものばかりを食卓に並べると食事というものが淡白な行為になりかねないように思えます。ある程度食べ辛いものを選択することによって、食べ物を少しずつ食べながら会話を楽しんだり、動物を食べている感覚などを逃さない事に繋がのではないかと思います。


旅の道中に野生のネギ(小さいもの)が時々あるが、それを遊牧民はあまり活用しないようです。遊牧民は野菜を家畜に与え、彼らは動物由来のモノを主体として食べるということに彼らなりの誇りがあるようです。


食べやすいものばかり食べていたり、調味料をよく使ったりすることは食べ物へ感謝の気持ちを忘れたり、食事がただの作業になりかねないのかもしれない…のかな。推測はあれど、結論や答えは見つからず。昔の人の格言は大切な言葉であるが真意がうまく見えない。


2つ目は遊牧民の「手」のことです。引率してくださった先生曰く、「彼らの手は働き者の手」であるようです。彼らは食べるもの、住むところ、仕事などをこなして遊牧民生活を送っています。それだけに男性は特に、大きく、固く、指も太い手を持っています。女性の方も男性ほどの大きさではないが、固くて少し乾燥したような手をしていました。たまに、日本女性の手に触る事がありますが、モンゴルとは逆な関係をしています。


ウマを引いたり、早朝に乳搾りをしたり、乾燥や寒暖の差が厳しい土地で育つ事により働き者の手になるのかもしれないですね。我々のような日本人にはないような立派な手でした。


3つ目は家畜についてです。主にヤギやヒツジ、ウマやイヌは色々な場所で見かけました。豊かな草原にはウシ、乾燥しているところではラクダ、寒さが厳しいところにはヤクがいました。

モンゴルは世界的に見て国土面積が広い方の国です。そのことから、家畜を放牧している事が当たり前のようで山を見ればヤギ・ヒツジがいたり、草原にウマやウシがいたり、砂漠にラクダ、寒い草原にヤクがいたりととても長閑な景色に彼らはとけ込んでいました。

そのように広く、沢山の種類の草を食べて育つから美味い肉や乳が得られるようです。少なく種類の食べ物を与えられ、狭い環境で育ってしまうとやはりニオイがキツくなったりするようです。モンゴルと比べてしまうと日本のヤギ汁は飲めないようなので、少し気になるところです。

また、肉も薬を使わずに育つから健康的であるとのこと。このことから、比較的に家畜が野生的な環境で育っているのです。健全な環境で育っている彼らを食べる事は良いことは分かりやすいが、ストレスの多い環境で育った動物の肉を食べる事によってヒトはどうなるのか…考えるとスーパーなどで肉が買いづらくなってしまいました…家畜についてあまり考えなかっただけに、なんだかカルチャーショックを起こしてしまいました。


このように驚く事が多かったモンゴルツアーでした。また、思い出したり、書きたい事があれば更新していく予定です。また、お時間あればよろしくお願いします。

ピースフル バトル

ボドゲ楽しすぎて、今日も遊んでました!

 

毎回、相手を倒すとか、負けたくないって気持ちで戦うだけに自分は身勝手な人間だって思うと同時に勝ちへのハングリーさを感じます。

 

ボードゲームは戦うけど、存分に悪知恵を働かせられるし、相手を負かしても後遺症を残さない辺りはピースフルな戦いな気がします。

 

僕はラップが好きです。ラップも血の出ない戦いなのですが、悪口が相手の心に刺さる場合があったり、大勢の前で正論や悪口を突かれると引きずることが多いように思えます。

 

まぁ、プロの世界ではどんなゲームもそうなりますね。将棋も負けたら相当な考察やプレイ時間が水の泡になる場合がありますもんね。

 

素人の世界ではぼんやりと感覚や悪知恵を磨くゲームとして最適かな。

 

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大人のごっこ遊び

今日は忘年会の予行で、色々なボードゲームをしていました。

 


僕のやっていたボードゲームは『ブロックス』というもので、手にあるコマを使い領地を広げていき、最後に手元にあるコマが少ないものが勝ちという内容のものです。

 


そういえば、ボードゲームにはいくつか種類があります。

 


1つは対戦型です。コレは基本的なボードゲームかと思いまして、将棋やチェスのように相手を負かすものになります。今日行ったブロックスは4人用ですが、コレも含まれます。ちなみに、3戦中2回勝つことが出来ました。

 

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2つ目は問題解決型。1つの大きな課題をグループで乗り越えるタイプがあります。病原菌の蔓延を防ぐ『パンデミック』というものやボードゲーム版の『脱出ゲーム』なんかがあります。

 


そんで、コレらに共通しているものがあります。それは、「ごっこ遊び」ということです。将棋やチェスは「兵士」を模しているコマが多いことから「戦争ごっこ」かと思います。「パンデミック」は衛生に関わる政人などを演じる多くの「役人ごっこ」遊びになります。

 


このように、ボードゲームというモノは様々なごっこ遊びであることから普段考えない/話さない題材を扱います。

 


つまり、普段では使わない頭を使って遊ぶわけです。スポーツも日常生活で使わない筋肉を使うことからテーブルスポーツのような感じにもとれるワケなのです。

 


今日は久々に使わない頭を使い、少し疲れてしまいました。また、普段から話さない人とも関われるきっかけにもなり、とても有意義な時間を過ごせたかと思います。

 


やっぱり、非日常的なことは楽しいですね。

タイ🇹🇭グルメ色々

タイで食べたものをぼちぼち載せていきますね。

かつ丼

日本料理屋さんを初日で見つけ、入店。その時は屋台に慣れていなかったので入った。想像通り、日本で食べたあの味がココにあってタイに来てることを一瞬忘れた。

美味しいのだが、屋台の面白さと安さになれるとこういう場所にはいかなくなった。

 

牛丼

3日目の朝に近くに『すき屋』を見つけ入店。前日に屋台料理を食べ、少しジャポニカ米に恋しくなっていたのかいい味をしていました。日本にある店舗と同じように、紅ショウガは無料だったりで大きく違う点は特に見当たらず。1杯あたり80バーツ程度で日本よりも少し安い程度。というか、タイでは食費がかかることがあまりないので貧乏人がグルメ旅をするには適しています。長期休暇は日本で過ごすよりもタイはイイと感じます。

 

バンミー


細麺の上にたくさんの鶏肉が乗っていて豪勢な見栄えながら40バーツ(約120円)とお手ごろ。しかし、鶏肉が甘めで、パクチーがあってスープの鶏ダシと味の主張が多くて食べづらい印象。最初の方に食べたタイ料理で、この雑多な味がタイ料理と少し心配していた。

 

不明(鶏肉雑炊)

ふらりと来た屋台にあった料理。メニューは覚えてないですが、鶏肉のスープとごはんだったかな。スープは味薄めだが、ダシは出てて美味しかったのでスープに入れて一緒に食べました。

意外とタイは暑い国と思いきやこういうスープモノが多くて不思議。まぁ、ドリンクやフルーツの屋台も多いのでそれでバランスをとっているのでしょうけどね。

 

カオマンガイ

タイ料理というよりも、中華系移民が振る舞う料理として有名なもののようです。そういえば、屋台もタイの方よりも外国人が営んでいることが多かったような。

このカオマンガイは英語表記で”Chicken Rice”と書かれていて、日本でのあのケチャップライスと全然違う、共通語ではないんだと認識しました。そりゃそうなんですがね。

味は鶏肉と炊き込むだけに鶏肉との相性が抜群ですね。薄味ながら、そのままでも食べられるくらいシンプルな料理かと思います。また、飽きのこなさそうな料理ですし、簡単ですのでぜひ試してみてください。

 

イカレーその1


本場タイカレー第1弾。今回はココナッツミルク多めな味だがクリーミー&スパイシー。1口目に感じたのは甘めなココナッツの感じでしたが、それから辛さが追いかけてきました。思っていた以上にスパイスがしっかりしていて後を引く辛さがありました。この辛さがクセになり、汗だくで一気に完食。

ちなみに、タイカレーは屋台では見かけずレストランで見かけるものですので、一般の家庭料理というよりかは特別な日に出すもの(日本でいうとカツ丼くらいかな)な感じがしました。

イカレー その2


前回食べたタイカレーよりもスパイシーに感じました。というもの、色が違うのもあるんですが、なによりもカレーの中にあるコブミカンの葉が大きなアクセントになっているかと思います。コブミカン、名前の通り柑橘系ですのでこれが七味唐辛子のミカンの皮や山椒のような感じで舌にピリッとくる感じを与えているように思えました。ただ、その辛さは引くのが早く、爽やかさを残すと思います。なので、汗かきながら食べましたがどこか爽快感に浸れました。

余談ですが、今回のタイカレーはグリーンピースやそのまんまのコブミカンの葉、トウガラシなどが大きめに入っていましてゴチャッとした印象があります。少し食べづらいかと思いますが、それもまた異国情緒、タイ料理の魅力かと思います。

 

ガパオ

タイを代表する料理の一つかと思われるガパオ。辛口ソースで鳥そぼろを炒めた料理で、ガパオライスを聞いたことがあったので何となく注文。思った以上に辛口だっただけに添え物のキュウリが美味しく感じられた。香辛料の味が強く、コブミカンやトウガラシの辛さが強い。タイカレーはココナッツで食べやすいが、こちらはボクシングをグローブなしでやってるような直球で辛さがくる。

ゾウに揺られて、ゆすりとたかり

 ゾウに乗る際にはお気をつけて

 観光地、アユタヤに行った際の話です。そこはゾウに乗って遺跡観光ができる場所で何とも情緒ある観光方法だと思ってついつい行っていました。だって、観光方法にしては最高だし、案内する方が日本語対応(そしてチョー美人)なのも大きかったです。

 

そんなこんなで着いていき、2000バーツ(だいたい6000円)を払って乗ることにしました。高いですが、こんな体験はもうできないと考えたらやってしまいました。

 

ゾウに乗ると車道を歩き、遺跡の横をとおっていく様子は面白いですね。ゾウは車扱いなのか単にそのように見えるのか…面白い。道中には野犬が多く、徒歩でも行けるのですが危ない要素がある以上はゾウって便利なほか安全な方法のようにも思えました。

 

しばらく行くと、ぬかるみのヒドイ場所に。なるほど、こんな場所には人間は入れないがゾウなら大丈夫なんだ。そういえばゾウの足の裏は面積が広いし、4本足は転ぶリスクは少ないし最適ですね。そんなこんなで遺跡の1つに到着。そして撮影。

 

その後もゾウに揺られながら移動し、もう1つの遺跡へ。また撮影。

 

2度目の撮影が終わってそこで、面倒なことに。ゾウ使いがポーチから象牙のアクセサリーを売り込んできました。僕は象牙反対派の知り合いが多いことや象牙にまつわる話を多く聞いていたのですぐさまNOを伝えました。ゾウ使いはそれから1歩も引かず200バーツのチップを要求してきました。最初は渋りましたが、ゾウに乗っているし、相手はゾウの操作に使う凶器のようなものを持っています。そんな相手には残念ながら勝てる要素もなく泣く泣くチップを払い場を収めることに。

 

このことは腑に落ちないというか、ゾウに乗る際の気をつけることだと思います。相手の労働環境や観光客商売というものが大きなビジネスになっている以上は大きく儲けるのに適しているもののように思えます。

 

観光という商売は「平和産業」といわれているようですが、実態はどうなのか気になりました。観光は思い出になるものですが、客は引き出される側、いわゆる「カモ」として見られていると思うと複雑な気持ちになりました。

 

皆様もゾウに乗る際はお気を付けください。

保全について苦悩してた

動物の時間で見る

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動物ってじっくり見るのが大事で、そうやって「彼らの生きる時間とシンクロしてこそ楽しめる」ってなにかで見ました。ぼくらと動物は言語も違えば体の大きさ、生きてきた環境も大きく異なります。しかし、平等なのは「時間」があると思います。ぼくらと彼らに流れてる時間は同じです。ただ、「使い方」が違います。なので、これを合わせられれば動物を観察するのが楽しくなるかと思います。大変かもしれませんが、自分の中の時計の針を少しずらすだけでいいんです。そう思うと、簡単に思いませんか?

人間としての目線と生態系の目線

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しかし、生態系となると少し難しいかもしれません。僕たちの寿命と比べる対象が一気に大きくなります。例えば、草花や昆虫はぼくらと比べて短命だし、樹木やゾウなどの大きな動物になると寿命も僕らよりも大きく、または同じくらいになります。自然界では寿命に関わらず生き物は同所に混在していて、○○を「守る」と焦点を当ててしまうと他が疎かになるor被害に遭うことは想像に難くないかと思います(短く言うと、マングースや野猫とかですかね)。

そうなると、○○にダメージを与えてしまって●●を増やしたのか、言い換えると何に「影響」を与えたのかを確認する必要が「保全」を仕事にする、確実に行う上での基盤になるかと思います。これに関してはなかなか混沌としているかと思いますので、まずは「妥協点」を明確にして行う必要があるかと思います。あー、難しい。

環境保全の難しさ=リターンとリアクションがない

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また、環境を回復させることはとても時間がかかります。上にあるように、寿命が大きい動物の一生は人では確認できませんし、、荒れた環境を戻してそれからの変遷を見守れない、生物は絶滅したら「終わり」ということなど色々あります。絶滅に関しては「覆水盆に返らず」という諺が当てはまるかと思います。間違ったら一巻の終わりです。

そんで、最初の2つは1人称で語るには生態系は雄大なもので、人生では語りつくせない...なんて文学的な表現を使わせていただきます(笑)でも、そのようなイメージを持ってもらえればいいと思います。

環境のバランスを長続きさせることを目標にすると、行うことはですね...「改善」⇔「確認」⇔「放置」でしょうかね。改善をして確認してあとは放置してヒトの跡を消して離れることが考えられます。人が関わり続けてしまうと、環境維持に人手がなければ成り立ちませんので、どこかで離れ、関わらない選択をするのが大切かと思います。『もののけ姫』も最後はアシタカとサンは分かれますが、そんな感じです。

 

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なので、人や1人の人間が行えることには限りがありますので、そこを分かったうえで何ができるのか、何ができないのかを把握して動くのがいいと思っています。職場などで「適材適所」が求められるように、生態系においては人間の「適材適所」を考えなければなりません。出来ないことを求められても鬱になるだけだし、苦手なことをさせられても効率が悪くなる一方で資源の無駄遣いにしかならないので生き方や振る舞いというものの正解を出すのは難しいものですね。

こんな感じで、生態系の保全というものは難点が多いと大学を通じて思いました。動物の捕獲や繁殖抑制、生態調査や環境評価などを行いましたが、正解は出ません。数学者も過去に出た予測を解くのに数世代のような長い時間がかかったように、壁のラクガキが千年かかって文化財になったように、この問題も長い時間がかからないと答えや解答が出ないのかもしれませんね。