紀行と奇行の寄稿

どこか行ったり、誰かと会ったら更新していきます。ぼくの紀行録やだれか奇行してる人を記録しては記事を書いていきます。

講演会を終えて

ぼくは講演会に演者として登壇してきまして、おそらくこれが爆弾(ボム)として最後の登壇になるのかと思います。大学を卒業してからも名乗り続けるかは不明ですので。

 

大勢の前で話す際は緊張しますね。話す最中には慣れてきている気がしますが、「前」が問題です。要は、準備不足を気にすることが多くて、疲れることが多いんです。これに関しては解決策がどうも見当たらないし、子どものころから引きづっています。海外旅行の際は前日まで四六時中悩むので、作業効率というか時間の使い方が下手なのです。

っと、苦手な話も膨らみますが、講演会を終えての感想をつらつら書いていこうかと思います。

まず、

場に出れば後はやるだけ!

というのも、演者の仕事は楽しく話すとか、楽しませるのが大前提になるかと思います。だって、それを期待して聞くんでしょ?というスタンスが多いかと感じます(というか、講演会がそうであってと思っています)。なので、滑る話でなく、知識を働かせるような話、エンターテイナーのようなワクワクさせる話、行動させるきっかけになるようなインパクトを残す話…総じて「面白い話」を提供するのが演者の仕事なのかと感じています。

次に、

双方向のコミュニケーションは大事

有名人が尊いのは手が届かない距離にあるからと感じますが、一方で親近感を覚えさせるのが上手な人も人気が高いようにSNSを見ていて感じます。豪華絢爛な生活よりも、自炊して手料理を自慢するような感性を持っているような人も親しく感じます。

講演会ではどうしても講師と聴衆、賢者と愚者といった立ち位置になって上下関係が生じがちです。この状態で話せるならいいんですが、ぼくは期待されているように感じると苦手です。

そこで、よくやるのが様々な芸を持っていくことです。僕は手で笛や太鼓の音が出せるので話題をズラして披露したり、モノマネをしたりします。クォリティはチョイ下手くらいですが、それもまた乙…であって欲しいと思っています(笑)

コレのおかげで、聞いてる人たちもリラックスしてくれるようで、少し笑ってくれます。そして笑い声をきいたらモチベーションが上がります。こうやって講演中は聴衆とコミュニケーションをとります。言葉でなく、空気感で会話をしていくように。

あと思い浮かぶのは、

楽しい気持ちは広まる

逆に、緊張は相手に勘づかれます。聴衆も馬鹿じゃないんで、話したくない気持ちで、仕事で話している人に聞く耳を立てません。それは学校で感じている人も多いだけに身に覚えがあるのではないでしょうか。淡々とやってる授業は面白くないのは話す人が原因かもしれません。

ですので、話す内容はなるべく簡単で自分しか体験したことのないもの、自分しか思いつかないような内容にすれば話に力が入りますし、内容もオリジナリティが出て自分の魅力を出せるかと思います。

てな感じで、講演会を終えて考えていました。思えば、1年生のころからこういう機会を設けてくれた友人がいて話すきっかけがありました。しかし、話すコツが分からず、自慢話をして呆れられたことが悔しくて、何度も改善を経てようやく聴かせられるような話が出来てきたように思います。

失敗ばかりでしたが、今では講演のコツやどうしてつまらないのかを考えられるようになりました。下手でも、見方や努力次第では資産にもなるんだなぁと思うボムでした。

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